ブランコ工法とは、マンションやビルの屋上などから
専用のロープを使ってぶら下がり、空中で作業を行う工法です。
ブランコ工法では屋上の柵や設備にロープを固定して作業を行うため、足場が不要になります。
そのため、施工費用の3割を占めると言われる足場費用が最大80%削減可能となるのです。
ブランコ工法のポイントは、実は足場代の削減ではありません。施工箇所を抑えられることこそ、ブランコ工法の最大の特徴です。高額な足場を使用しないため、「今必要な場所だけ」を修繕でき、これによって足場費用だけではなく、施工費用全体の削減が可能になるのです。
「まだ5年はもちます。ただ、次の大規模修繕まではもちません。足場を掛けたタイミングですし、今回施工してしまいましょう!」足場を使った施工ではありがちなこのセリフ。ブランコ工法はこんなセリフとは無縁です。
足場を使った大規模修繕では修繕工事が終わるまでの数ヶ月間、足場の外側にメッシュシートがかかります。四方をメッシュシートに覆われ、洗濯物も自由に干せず、日光も遮られてしまいます。お住いの皆様の安全や周囲の建物への配慮ですから、無くてはならないものですが、多くのストレスがかかかることも事実。
しかしブランコ工法であれば、メッシュシートは施工中の壁面のみに設置することが可能です。施工面以外の皆様はほぼ普段と変わらない生活を送っていただけます。
足場を利用した工事の場合、どうしても防犯上のリスクが高まってしまいます。足場によって高層階への経路が生まれ、かつメッシュシートに覆われているため周囲から見えにくいという、セキュリティーレベルが非常に低い状態が工事期間中続きます。
ブランコ工法では足場による経路も生まれませんし、メッシュシートも施工中の面にのみ利用するため、こういったリスクは生まれません。施工中も普段と変わらないセキュリティーレベルで過ごすことができます。
一見すると足場をかけた方が安全に見えるかもしれませんが、実は足場をかけた場合の事故のほうが多いのです。
全国仮設安全事業協同組合のデータによれば、足場作業中の滑落や墜落を原因とする死亡事故が毎年約20件発生しています。それに対して、ブランコ工法では年間約2件の事故数です。
この結果から足場仮設に比べるとブランコ工法はとても(10倍)安全と言えます。
ブランコ工法は足場の設置がされないため、
お客様の目で施工後の状態を確認していただくことが難しいです。
ブランコ作業は厚生労働省が定める特別教育を受ける必要があるため、どうしてもお客様自身での確認が難しくなってしまいます。
職人でもある社長や専務などの経営責任者が自らブランコに乗り、最終チェックを行っています。施工しにくい場所、施工不良が起きやすい場所も入念に確認し、施工品質の維持向上に努めています。
私たちは、施工中の様子や施工後の状態をカメラや動画で撮影し、お客様に確かめていただきます。 撮影した写真や動画をお見せすることで、少しでもお客様の不安を払拭していただきたいという思いからです。
建築業界のスタンダードはお客様→元請→下請→ときには孫請にまで至ります。
私たちは自社施工なので無駄な中間マージンを大幅にカットし、大規模修繕の費用を抑えることができます。
私たちは、施工技術向上のための研修を定期的に実施しています。また、現場においても社長、専務による検査、チェックを行っています。
さらに、施工完了時には住民の皆様とともに施工箇所を確認し、不備があれば対応をさせていただいております。
マンション、ビルの大規模修繕は、新築工事と違い、お客様が住まれている中での工事です。
工事の始まりから終わりまで、常に工事の職人が作業をし、お客様と顔を合わせます。
そんな中、私達栄光は「どんな時も元気良く笑顔で」を徹底的に意識をした上で、工事に取り組み、お客様が気軽に声をかけられる職人を目指しています。
本当に必要な工事だけをお客様の立場に立ちご提案致します。今すぐ必要のない工事、大幅に高い施工方法、取替え不要な箇所などをカットした、お客様第一の見積書を提出いたします。
お客様の建物の修繕工事を請け負った会社として、建物を末永く見守り、 良い状態をより長く保つことをめざしています。
弊社での施工から1、3、5、10年目には無償で点検を行い、保証対象箇所に不良があった場合には無償で直ちに対応させていただいています。
また、保証内容についてもお客様とご相談の上で最適なプランを提案させていただきます。
私達を信頼して工事をお任せいただいたのですから、 責任を持ってアフターサービス、メンテナンスを行っていくことをお約束いたします。
ブランコ工法では高額な足場必要としないため、施工の度に多額の足場費用がかかるということがありません。
また、足場を組まないので施工費が安く済むという一時的なメリットだけでなく、30年~50年後に比べたときには、大規模修繕工事の回数にまで差が出てきます。
足場工法で50年経った時に5回行った工事を、無足場工法では4回で済むこともあります。工事回数が少なくなれば「トータルコストの削減」につながるのです。
ブランコ工法は始めは少し不安でしたが、工事が進むにつれて、職人さんの愛嬌の良さ、丁寧な仕事に住民の皆さんが声をそろえて喜んでくださいました。金額が良心的な上に工期も間に合い、本当にありがとうございました。
また何かありましたらよろしくお願い致します。
遠方な依頼にも丁寧に素早く対応していただき、無事故で竣工できたことを、感謝しています。
何よりも、職人さんの対応が素晴らしく、丁寧で住民の皆様もストレスが少なく、無足場ブランコ工法が高評価でした。
これからもアフター点検も含めお付き合いのほど、どうぞよろしくお願い致します。
工事現場のイメージは、廻りに足場が覆いうっとうしい日々が期間中続くのかなぁと思っていましたが、ブランコ工法は日ごろベランダから眺める景色が変わらず、工事中も快適でわずらわしさがありませんでした。
作業員の方も、とても感じが良く、雰囲気も良かったです。
また何かありましたらよろしくお願い致します。
※あくまでも目安です。内容により異なります。